円定期預金は1万円からお預け入れが可能で、1万円以上であれば1円単位でお預け入れ金額の設定ができます。お預け入れ金額に上限額はありません。また、円定期預金はお預け入れ期間や金額の違う円定期預金をいくつもつくることができます。
円定期預金を作成するときの「お預け入れ期間」の設定方法には、「期間指定」と「満期日指定」のふたつがあります。
ご希望の期間を選択するもので「1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・5年・7年および10年」の中から選べます。
お申し込み日より「1ヶ月超〜10年未満」の間で、ご希望の年月日を自由に指定できます。
満期日をむかえた円定期預金には「お利息」がつきますが、このお利息を満期日が来る前に分けて受け取ることを「利払い」といいます。
期間指定で2年・3年・5年・7年および10年の円定期預金のお申し込みをされた場合、利払いの選択が可能です。利払いを選択すると、お利息が半年ごとに円普通預金口座に入金されます。
円定期預金をつくるときに「満期日指定」を選択すると、お申し込み日から1ヶ月超10年未満の日付で満期日を指定(*)することができます。
「満期日指定」の場合、「満期お取り扱い」は「自動解約」のみ選択が可能です。
円定期預金では「お預け入れ期間」の最終日を「満期日」といいます。満期日にその円定期預金をどうするのかを決めるのが「満期お取り扱い」で、以下の種類があります。
「元利」が円普通預金口座に入金されます。
「元本」でもう一度同じお申し込み内容(*1)の円定期預金をつくります。お利息分は円普通預金口座に入金されます。
「元利」で、もう一度同じお申し込み内容(*2)の円定期預金をつくります。
定期預金をつくる時など、最初に預け入れた金額のことです。
預け入れていた元本にそのお利息をあわせた金額のことです。
定期預金は「金額」と「お預け入れ期間」の組み合わせで金利が違います。
ひとつひとつの定期預金に適用される金利はお申し込み時に決まり、満期日を迎えるまで変わることなく適用されます。
金利は「金利」にてご確認ください。
お取り引き画面には「適用金利」「約定金利」というふたつの言葉が表示されます。どちらも定期預金に適用される金利のことですが、少し意味合いが異なります。
定期預金をつくるときの、お取り引き中に使われる金利で「適用することが予定される」金利です。定期預金の作成前やお申し込み手続きの途中などに表示されます。
お取り引きが成立し、それが「確定した金利」であることを表すときに使われます。お申し込み完了時に表示されます。また、自動解約や自動継続などで満期日を迎えた定期預金は、その金利で利息の計算が行われたことを示すために表示されます。
満期日の前日までは満期お取り扱いを変更することができます。
円定期預金の契約が解除されてお金が円普通預金口座に入金されることを「解約」といいます。
円定期預金のお申し込み時に、満期お取り扱いを「自動解約」に設定すると満期日当日に「元利」が自動的に円普通預金口座に入金されます。これを「満期解約」といいます。
これに対して、満期日がくる前に定期預金を解約(中途解約と一部解約)するのが「定期預金のご解約」です。
原則としてできませんが、やむを得ず中途解約するときは、実際のお預け入れ期間に応じて中途解約利率がお預け入れ日にさかのぼって適用されます。
原則としてできませんが、一部解約する金額が1万円以上1万円単位で、一部解約後の残高が1万円以上の場合に限り可能です。ただし一部解約をした金額には、実際のお預け入れ期間に応じて中途解約利率がお預け入れ日にさかのぼって適用され、また一部解約にともなう残額については、当該金額に対する当初お預け入れ時点の適用金利が当初お預け入れ日にさかのぼって適用されます。
満期日前の円定期預金のご解約時には金利が変わり「中途解約利率」が適用さます。積み立て定期預金のご解約、お引き出し時にも明細ごとに中途解約利率が適用されます。
「中途解約利率」は実際のお預け入れ期間に応じてお預け入れ日にさかのぼって適用されます。
中途解約利率は「円預金」の「円定期預金商品詳細説明書」または「積み立て定期預金商品詳細説明書」でご確認ください。
なお、預け入れ時に半年ごとにお利息を受け取れるタイプを選択された場合は、中途解約の際、既に中間払い利息が中途解約利息以上に支払われていることがあります。その場合には、中途解約利息以上に支払われた金額を元本から清算させていただきます。